ストレス
ここ数日、右目の下まぶたの痙攣が止まりません。
インターネットで調べたところ、どうやらストレスが原因のようです。
ストレスの原因について、思い当たる節を箇条書きにしてみました。
・社畜による心労
・修士論文による心労
・期末レポートによる心労
・実務修習による心労
・就活活動による心労
・寝取られによる心労
・非モテによる心労
ーー悲惨だな。
と僕は思った。
いくら晴れてべんりしになったと言えども、これでは報われません。ちっとも嬉しくないのです。
こうして箇条書きにしてみると、恥じらい深き惨劇の数々に目を覆いたくなります。
そして、こんな仕打ちに合っているのに、僕は毎日仮面を被って生活しています。
目上には媚びを売り、同級生には謙遜し、先輩にはへりくだり、後輩には下手に出るーー
ずっと、ずっと、ニコニコしていました。
ピエロは心の中で泣きながら、笑っているのです。
ーー僕の人生は、生まれつきピエロなのです。
小学生の頃に、缶けりをして遊んでいたら、地面を蹴ってしまって全治1ヶ月の捻挫をした人間がいるでしょうか。
中学生の頃に、自転車で走行中に転んで同級生のモテから借りたスケべなビデオと一緒に田んぼにばら撒かれた人間がいるでしょうか。
高校生の頃に、お風呂に入っていたら急に動悸が激しくなり、絶対に不整脈だと言い張り深夜に病院に行ったところ、ただの湯あたりで医者に呆れられた人間がいるでしょうか。
大学生の頃に、モテになりたくて、髪の毛のモヒカンラインに金メッシュを入れて学校に行ったら「頭にかんぴょうが乗ってるよ」と同期のモテに馬鹿にされた人間がいるでしょうか。
あまりのピエロっぷりに絶望しました。
これではもうブログをやっていけません。
僕のピエロ日記も今日で終わりですね。
再会2
私のソウルメイトこと「すなぎもさん」と3年ぶりに飲みに行きました。お元気そうでなによりです。
新宿の思い出横丁にある「あさだち」というお店に連れていってくれました。
店名にもあるように、このお店では精力がつく珍味を出すことで有名らしいのですね。
歳のせいか、最近あさだちをしていないので、これは期待大です。
以下、食べたもの一覧
・カエルの塩焼き
癖もなく、タンパクな味で、鶏肉みたいで美味しかったです。
・豚の金玉の刺身
豚の金玉、パンパンでした。
食べてると、股間がヒュンってなります。
・豚の子宮の刺身
字面だけでえっちな気分になります。
コリコリしててチョベリグなお味です。
・ハブ酒
美味い!けどキツい!カーッときますねコレ。
珍味というよりゲテモノでした。
でも、かなり美味しかったです。
また行こうと思います。
結局あさだちはしませんでした。
悲しい朝ですね。
このブログについて
困りました。この非モテPierrotも晴れてべんりしになったわけですが、この何も変わらない現状に焦りが募るばかりです。
「べんりしになったらモテの仲間入りができるんじゃなかったのか…」と途方に暮れていたところ、知人のべんりしのブログのコメント欄が女の子の黄色い声で溢れているのを目にしました。
「これは!」と閃いた僕は、早速、イケメンべんりしブログモテモテ大作戦を敢行する運びとなったのです。
しかし困ったことに、僕のブログを読んでくれるような女の子の友人など、いないことに気が付きました。ブログは色々なことに気が付かせてくれますね。
困りました。すでに八方塞がりです。
悲しいブログですね。
豆乳
「毎日豆乳を飲めばキレイになる」と大学院で同期の女の子が言っていたので、「これは!」と閃き、早速スーパーに買いに行きました。
豆乳コーナーには様々な種類の豆乳がありました。飲みやすさを重視したイチゴ味やバナナ味などもありましたが、「マジこういうフレーバー系は女・子供が飲む物だからマジでマジ。男ならプレーンっしょマジ。」と同期の女の子が言っていました。
なので、素材本来の味を活かしたプレーンのものにしました。
結局、「これはチャラそうだ!」という理由で無調整豆乳にしました。モテの予感です。
1Lパックのやつを買いました。むふふ。
豆乳をGETした僕は無敵です。豆乳には大豆イソフラボンが含まれています。これがモテ成分です。
グビクビグビ・・・
ーーキツイ。
大豆の素材本来の青臭さが残る無調整豆乳を飲み続けるのはキツイ。
ピルクルなら1Lは苦も無くいけるのに何故・・。
しかしこの苦痛を乗り越えることで神の恩恵を授かれるのだ・・耐えろ・・耐えろ僕・・そう僕は神・・全知全能のふふ・・ふふふ・・・ふふふふ。
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胸がふっくらしてきました。
ネットで調べてみたところ、どうやら大豆イソフラボンにはバストアップの効能があるようです。
その瞬間、とめどない涙が溢れてきました。僕は一体何をやっているのでしょうか。豆乳を飲んでイケメンになるはずだったのに。胸が大きくなっただけで、何も進んでいません。
ーーああ、僕はやっぱりモテにはなれないんだ。気がおかしいんだ。本当に狂っているんだ。
そして、なにかホッとしたような、どこか寂しいような、よくわからない笑みがこぼれ出すのです。
悲しい飲み物ですね。
わからなくなってきました
この世で一番の非モテ職業は「べんりし」と自認している僕ですが、この世で一番モテな職業はという問いには「べんごし」と答えます。
ーーここに矛盾が生じます。
何故なら、僕は常日頃から「女の子にモテたい!」と思っているのにも関わらず、モテなチャラいべんごしを目指さず、非モテなべんりしを目指してしまったのです。
もし、今からべんごしとしてやり直せるとしたら、僕はべんりしを辞めて生まれ変わるのでしょうか。考えても考えても、答えは出ませんでした。べんりしを辞めたくないし、べんごしも捨てがたい気がします。
ひょっとすると、僕は、べんりしのあまりのモテなさに、べんごしというイーハトーヴォに逃避しているだけなのでしょうか?イーハトーヴォはチャラ語の予感です。
一体、僕は、何のためにべんりしになったのでしょうか。名誉のためでも、富のためでも、愛のためでもなかったはずです。
ただ、べんりしになりたかったらーー
なのです。
そう考えると、自分がわからなくなってきます。わからなすぎて、ピエロになりすぎたのではないか、こんなことをしていていいのだろうか、などという疑問が、ますます僕をピエロへといざなうのです。
悲しい人生ですね。